EJIMA ARCHTOP GUITARS

Archtop Jazz Guitar All Handmade in Japan.

アーチトップジャズギター歴40余年、化学・レアメタルのグローバルビジネスに携わること30数年のユニークな経歴を持つ作者がその経験を注いで制作するアーチトップジャズギター。単板削り出しの手工ギターでなければ得られない鳴り、およびプレイヤー視点のデザインを各所に採用した優れた操作性、演奏性などジャズギターとしての高い完成度はもとより、本体の部材からウッドバインディングのパーツに至るまで板材から全て制作し細部にこだわった仕上げは視覚的な美しさを併せ持つ至高のハンドメイドジャズギターです。

プレーヤー視点のデザインコンセプト

取り回しの良い比較的小型のボディサイズ

17モデル、16モデルのボディ幅は実サイズがそれぞれ16.5インチと15.5インチとやや小型で、ボディ厚もボディ幅とバランスの取れた厚みを採用したことで取り回しの良いボディサイズを実現しました。

標準仕様の3ピースネック

ワンピースや2ピースネックに比較して日常の気候や環境の変化に対しより安定な3ピースネックを採用し、トラスロッドによるネック調整の頻度を減らします。

非対称ネックヒール

ネックヒールの1弦側を薄くすることで掌のフィット感を改善し、ハイポジションでの演奏性を向上します。

ピックガード下のトーンコントロール

ボリュームコントロールに比べ使用頻度の低いトーンコントロールはピッキングの支障にならないようにピックガードの下に設置しています。

弦のアース

トラディショナルなテールガットタイプのテールピースを採用していますが、弦のアースを直接アウトプットジャックへ落とすことでアンプ接続時のノイズを低減します。

ニトロセルロースラッカーフィニッシュ

ギターのフィニッシュでニトロセルロースラッカーは現在でも人気ですが、主な理由は薄く硬い皮膜ができることとビンテージギターに使われていたことと見受けられます。実際ニトロセルロースはその親水性から人の皮膚へのフィット感に優れており、現代のように機能性合成樹脂が開発される以前はドイツなどで製造していたニトロセルロース樹脂は歯ブラシの柄など人の手に触れるところに使われていました。EJIMA ARCHTOP GUITARSではこのような理由を踏まえてトップコートは全てニトロセルロースラッカーにてフィニッシュを行います。